まあ、全身麻酔なんて、眠ってる間に先生が頑張るだけで、痛くも痒くもないわ、入院生活を楽しもうと思っていました。
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まあ、全身麻酔なんて、眠ってる間に先生が頑張るだけで、痛くも痒くもないわ、入院生活を楽しもうと思っていました。
相変わらず、ドレーンからは大量の液が出ていますが、背中からの麻酔で歩行も大丈夫なので、ご飯も自分で取りに行っていました。
今日も朝から夫と娘が来てくれました。
もう傷の傷みは、ほとんどありません。ドレーンからの分泌物も減ったので、抜くことになりました。
朝から検温と血圧測定をして、朝食を食べたら退院です。
看護師さんから薬を大量に渡され、退院の手続きをしました。
お会計は、昨日の夕方に済ましていたので、家族が迎えに
来たので、9時半には退院しました。
大好きな山岸看護師さんが不在の日で残念でした。
入院費は、総額で113,306円でした。
10月分は、限度額申請証が効いていて、91,876円でしたが、
11月分は、限度額に到達せず丸丸なので、21,430円でした。
結局は月をまたいだので、19,400円の損ですね。
手術費だけで、1,275,980円と高額です。
私は癌保険と医療保険に入っているので、今までの検査費や
診察代を含めても黒字で終わりそうです。
個室を希望していましたが、四人部屋を二人で使うという贅沢を
しても室料は無料なんですね。
部屋もナースステーションの前だったので、頻繁に看護師さんが
来てくださり、テレビを観ている時間もありませんでした。
実は、娘が看護学生なので、看護師さん観察に夢中でした。
患者さんと一緒になって心配してくださり、克服した時には
一緒に喜んでくださる看護師さんがいらっしゃる一方で、
仕事だけをしている事務的な方もいらっしゃいました。
娘には、患者さんに寄りそう看護が出来る看護師になって
欲しいという想いが湧きましたよ。
まだ入院されている同室だった外国人の田中さんの容態が
気になりますが、無事に退院できますように。
入院するにあたり、身体の大きな私には心配な点が数点ありました。
まずは、看護するのに看護師さんに迷惑を掛けないかとう点です。
手術台からベットへの移動や体位交換ですが、大丈夫です。
看護師さんにも心配なんですよと伝えましたが、今は移動させる
ローラーみたいなものがあり、移動は簡単なんだそうです。
混沌とした意識の下でしが、確かに何か板のようなローラーから
滑り落とされました。
体位交換も一人の看護師さんが身体を起こして枕を背中に入れて
くださっていました。
そして、大きなオムツがあるか?弾性ストッキングはあるかという点
ですが、これも大丈夫です。Lサイズで十分でした。
手術後にオムツに触れてみましたが、キチンと履かせてくださって
いました。ストッキングも更に大きなサイズがあるようです。
看護師さんがメジャーで計ってくださるので大丈夫です。
麻酔は大丈夫なのかという点ですが、確かに苦労されていました。
でも、出来ないことは恥と思われているのか必死でルート確保に
つとめてくださっていました。点滴のルート確保にも難儀されて
いらっしゃいましたが、ホットパットで温めて血管を出されていました。
腹帯ですが、これも全く大丈夫です。140㎝位までならフリーサイズ
で充分に対応出来ます。私はフリーサイズでは大き過ぎました。
病衣も大丈夫ですし、手術着も大丈夫です。胸が大きな私には
病衣は少し胸がはだけましたが、まあ病人だから許せって感じ
でした。
しかし、身体が大きいと、やはり看護は大変らしく、清拭は
2人掛かりで行っていらっしゃいました。動けないから任せるしか
ありませんが、「ごめんなさい」「ありがとう」を伝えて乗り切りました。
出来たら入院までに少しでも体重を落とした方が、看護師さん達も
看護しやすいかも知れませんね。
でも、巨漢でも大丈夫だと証明されましたので、身体の大きさを
気にされている患者さんがいらっしゃいましたら、心配なきように。
入院や手術となると羞恥心を持つ処置が多く、心配ですよね。
特に婦人科系は、そういう場面が多く、50歳になっても、まだ
内診台が嫌で嫌で仕方ありません。
でも、病気なんだからと割り切り、上がるしかありませんよね。
先生も看護師さんも仕事だから、何とも思っていらっしゃらないので、
恥ずかしがっている方が恥ずかしいと思います。
手術となると、剃毛が待っていますが、私の場合は、自分でカット
するだけでよかったです。チェックも直ぐに終わりました。
綺麗に整えてくださって、ありがとうございますと言われただけです。
で、浣腸や座薬ですが、これも事務的にさっさと終わらせてください
ます。恥ずかしがっている暇もありません。
導尿は、手術中の意識の無い間に管が入ったので、恥ずかしくも
何ともありませんでした。抜く時も腰かけて、パンツを少しずらす
だけで、スルリと抜いてくださいます。
手術での裸についてですが、今は紙の手術着を着るのですね。
意識のある間は手を入れて心電図等を付けてくださいます。
意識がなくなってから破り、パンツも脱がせるようですから、
全く恥ずかしくありませんでした。
清拭は、恥ずかしかったですねー。私は巨漢だから2人掛かりで
お世話くださったのですが、大きな身体を晒すのが嫌でした。
でも動けないから仕方なく、なすがままでした。
下半身もささっと手を入れて拭いてくださっただけで、これは、
余り恥ずかしくありませんでした。
後、導尿・・・これはいただけない。恥ずかし過ぎる。
けど、看護師さんは必死ですから、もう身を任せるしかありません。
「ごめんね。痛いね。」と言われますけど、早く終わらせて欲しかった
ですね。
とまあ、こんな風に色々と経験しましたが、出来る看護師さんは、
羞恥心への配慮も抜群で、患者さんを恥ずかしがらせないように、
気をつけてくださいます。
プロですから、それに多くの臨床経験を踏んでいるので、患者さんを
物としかみていないとは、看護師の卵の娘の言葉です。
恥ずかしいことは、恥ずかしいですけれど、「ありがとう」がサラリと
言える可愛い患者で居たいものですね。
どうして更新しないか。
入院6日目にして、まだ帰れず病院です。
本日、11月12日に術後感染症の入院から8日目で退院することが出来ました。
今回は退院が何時になるのか分からず、辛かったです。
炎症反応が34もあったのが、今朝の採血で、0.5に減っていたので、めでたく退院となりました。平常値は、0.3なので、まだ抗生剤を内服しながら安静にとのことです。
今朝の回診では、ボチボチ行きましょうと言われ、まだ当分入院が続くと思っていたので、突然の退院許可には驚きました。大好きな看護師さん達に見送られ、楽しい退院となりました。
今回は熱でヘロヘロだったので、日にちの感覚が無かったことが幸いして、8日間でも短く感じました。
で、手術後の病理検査の結果ですが、「複雑型子宮内膜異形増殖症」との診断が下りました。抗がん剤の追加療法も免除で、晴れて健康体になりました。
あれほど痛かった背中と左腹の痛みもなくなり、ホッとしています。
さあ、ガンガン働きますよー。
入院生活最後のお食事は、魚でした。
肉が食べたいので、今夜は肉料理を食べに行きます。
今回の入院騒動で、5キロ減ったので、キープしますね。
二週間の入院で看護師さん観察をしていましたよー。
娘が看護学生なので、看護師さんの行動が気になり、観察ばかりしていました。出来る看護師さんと普通の看護師さんが居るのですねー。
出来る看護師さんは、判断が的確で、質問にも直ぐに回答を持って来てくれ、患者さんへの気配りも抜群。こちらがナースコールに躊躇していたら、現れて直ぐに処置してくださいます。何度も顔色を見に来てくださいますし、顔見知りになると世間話で気を紛らせてくださいます。羞恥心への配慮も抜群でした。
一方普通の看護師さんは、質問しても、先生に聞いてからと言われるだけで、その場で判断が出来ません。「大丈夫ですか?」「痛いね」「ごめんね」の繰り返しです。イライラしました。
立ち歩き禁止だったのですが、病棟内なら身体の調子を見て歩いてもいいよと言ってくださった看護師さんに、絶対に歩いてはダメだと厳しい看護師さん。ほんと色々で困りました。
退院出来ないなら身体を拭くだけではなく、お風呂に入りたいと我儘を言ったら、先生からお風呂の許可を直ぐに取って来てくださった看護師さんには尊敬さえ感じました。お風呂に入って髪の毛を洗うって、退院が伸びても我慢出来るんですよね。私は、点滴のルートを手の甲に停留してあったのですが、そのルートをビニールで覆ってお風呂に入れてくれた看護師さんも素敵だったなー。
娘もこれから看護師になるのですが、患者さんのイライラに付き合える気持ちに寄り添える看護師になってもらいたいなと思いましたよ。歩き回って疲れないのか心配になる看護師の仕事ですが、素晴らしい職業だと強く思いましたし、それを選んだ娘を応援する気持ちも強くなりました。
出来る人って、どんな職業でも素敵です。特に女の世界の看護師さん達にエールを送りたいと思います。
ウチの可愛い娘、詩野さんは、10月で二十歳になりました。
今日は、富山の友達に退院したよの報告がてらに電話しました。
彼女も初期の乳がんで7年前に手術しているのですが、北斗さんの
一連の報道を引いて見ていると話をしていました。
そんなもの癌なら癌で仕方無いのに、元気に頑張っている自分を見て
というブログが痛いと言うのです。
実は、私も引き気味に見ていたのですが、皆さんは、可哀想とか
お気の毒にとか思われているのかな?私が冷たいのかな?
いやいや、お気の毒とは私は思うけど、癌と戦っている人は
何万人もいるのですものね。
今回の私の癌騒動も、摘出して抗がん剤で頑張るしかないと
一部の会社関係者にしか話をしていませんでした。
抗がん剤免除で全快したので、7月から続いていた不調で仕事を
休むことが多く、何がどうなっていたかを知らせるために、
Facebookでカミングアウトしたけれど、同情を買うためではありません。
北斗さんが死に向かっているとは思えないし、克服して復帰されるのを
お祈りする気持ちはいっぱいですが、余り元気だよ元気だよと
アピールされると引いちゃうな。
全国の癌患者の皆さん、今の医療は頼りになります。
最後まで諦めずに、頑張ってください。
末期癌の方々には痛い記事かも知れませんし、お怒りになられることも
あるかも知れませんが、今の私の気持ちを書きました。
子宮体癌0期(複雑型子宮内膜異形増殖症)で、子宮と卵巣を取ってから、一週間で退院しましたが、翌日に激痛に襲われ、術後感染症で再入院になり、8日間の入院を経て退院しました。
今日で術後18日目ですが、お腹の不安は少しはあるものの腹腔鏡手術だったので、傷の痛みは無くなりつつあります。少し痒くなってきましたよー。
で、手術して何が良かったかと言うと、卵巣嚢腫が無くなったので、左脇腹と左の背中の痛みが無くなったんですよ。そして、何より良かったのは、あの泣きそうになるほど情けなかった尿失禁が無くなったのです。
私の尿失禁は、パットと小まめな排尿が欠かせなかったし、少しでも油断すると粗相をしており、これは泌尿器科に掛からないとと思っていたのですが、それが綺麗さっぱり無くなりました。
風邪を引くと、パットでも追いつかない程の尿失禁だったのですが、咳をしても全く漏れなくなりました。多分、大きな大きな子宮が膀胱を圧迫していたのですね。
手術は痛かったけれど、怪我の巧妙というのかな?尿失禁がなくなって嬉しいです。
もし、尿失禁で悩まれている女性がいらっしゃいましたら、子宮の大きさが原因かも知れませんので、恥ずかしがらず、病院に掛かられることをお勧めします。
最近のブログの検索ワードを追っていると、「腹腔鏡 デブ」とか「腹腔鏡 肥満」での検索が多いので、再度記事にしてみます。皆さん、心配されているのかな?
私はBMIが30%以上の正真正銘のおデブさんです。県内で唯一の子宮体癌の腹腔鏡手術認定医を近所の市立病院から紹介されて受診したので、話の流れで腹腔鏡手術となりました。
しかし、摘出が無理そうなら、お腹を開くからねとの事前の約束をさせられました。腹腔鏡では、手術視野を確保するために、お腹の中にある程度の空間が必要らしく、私の場合は脂肪で阻害され難儀したようです。それでも、プライドがあったのでしょうね。10時間も格闘して(通常は5時間)子宮を摘出してくださいました。出血も300CCほどだけしかなかったそうです。
腹腔鏡手術の後は、ドレーンを装着します。毎日、これでもかと血液や体液が出て来ていましたが、骨膜外麻酔のお蔭で、傷の痛みは一日だけで、歩けるようになると、どんどん痛みは引いてきて、術後3日目ともなると鎮痛剤無しでも、我慢できない痛みは無くなりました。
傷は1㎝が六ヶ所だけで、傷を縫うわけではなく、何か強力なテープで留めてあるだけです。
退院も早く、術後5日目で退院しました。これが開腹だと少なくとも2週間という時間が掛かるのですから、本当に早い回復ですよね。お値段も130万ほどでした。三割負担だから39万ほどかな?
今日で、術後19日目ですが、六ヶ所開けた穴の内、一か所が引きつれて少し痛いだけで、少しお腹に不安はあるものの全くもって大丈夫です。今日から仕事も始めました。
腹腔鏡手術を検討されている方も多いと思いますが、BMI30以上の私でも大丈夫だったので、もし可能であれば、腹腔鏡手術でしていただいた方が術後の回復が楽だと思います。
とまあ、素人が勝手な記事を書きましたが、十分に話し合いの場を設けて、自己責任で挑んでくださればと思います。
アメンバー限定公開記事です。
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